人間関係は作っていくものではなく、自然に出来上がるものです。
しかし、環境を変えなければ人は変われません。
ならば、現在の人間関係を整理していく必要があります。

逆を言えば、稼げない人や変われない人は、人間関係を整理できない人なんです。
それがどんなにムダな付き合いであっても、誘われたら行ってしまう。連絡をもらったら会ってしまう。

断ることができないというのは圧倒的に不利です。
生産性もないし、発展性もない。

金川顕教の著書”年収１億円はお金と時間が増える人”の中では
年収別に行動パターンを比べているのですが、
こういう人は年収３００万円を抜け出すことができません。

例えば、小中高と一緒だった地元の友達にしょっちゅう飲み会に誘われたり、
地元を離れてもお祭りや行事のたびに連絡が来るような関係性です。
悪いことではありませんが、地元の人間関係に縛られています。
それは地元の固定化された価値観に縛られていることでもあるんです。

年収１０００万円の人は、職場の人間関係から離れられません。
上司・同僚・取引先、みんないい人で優秀ですが、同質性が問題です。
話は通じやすいかもしれませんが、自分色の環境や価値観を必要以上に評価しがちで、
違う環境に対応できません。

それでは次のステップへは進めないのです。
必要があれば、次の段階に進み、新しい人間関係を構築していかなければなりません。

それは、今までの自分を壊すようで怖いかもしれませんが、
勇気を持って現在の人間関係から離れ、新しい人と知り合うようにしましょう。

年収１億円稼ぐ人は、人間関係を固定的なものとは考えていないことが多いです。
だから、現状を変える状況に迫られたら、現在の付き合い方を切っていくこともできます。
どんどん次のことにチャレンジするため、過去に囚われることがないのです。
それは人間関係も同様です。

会社員の頃の環境から離れた金川顕教は、投資やビジネスの環境に入りましたが、
過去の人間関係を切り替えることができた瞬間から稼げるようになりました。
稼げる人は、人も考え方もどんどん切り替え、動き続けます。

冷たいようですが、上を目指すならば、人間関係を吟味していかなくてはならないこともあります。
現状に満足したり、執着しないようにすれば、
自然に関係がなくなっていくものです。

金川顕教