やるか、やらないか。
やらない理由、できない言い訳を考えたら、いくらでも別の予定や、
悪い都合を生み出すことができます。

新しい行動は、いつも始める直前がもっとも気が重くて、怖いものです。
「今やる必要はないんじゃないのか？」「自分には合っていないんじゃないか？」「本当にこれでいいのだろうか？」、
そんな風に思って先送りすればするほど、
いざ跳ばなきゃいけないハードルは高くなってしまいます。

重要なのは、ハードルが低いうちに飛び越えることです。
これさえ飛び越えられれば、嘘みたいに
走り続けることができるのです。

人間の脳は新しい挑戦を”させない”構造になっているといいます。
だから、もっとも勇気を要する最初の一歩は、非常に重要なのです。
低いハードルなら、クラスでもっとも運動神経が悪い人にでも飛べるでしょう。
それくらい簡単なのです。

低いハードルを飛び続けることで、
本当に飛びたかったハードルを目の前にした時、
それまでの訓練が実ったことを実感するでしょう。
実際金川顕教も、このように小さな成功体験を積み重ねて
今に至っています。

“行動しない”ことこそが人生を不自由なものにします。
金川顕教は、できないことよりやらないことの方が恥ずかしいと思います。
ですから、とにかく行動を起こすことが重要なのです。

最初はうまくいかなくて当然です。
不安な時はその不安を受け入れて、どうしたいのかを明確にしてください。
そうすれば、不安は課題に変わります。
実際にやってみれば、「あれ、こんなもんか」と意外なくらい簡単だったり、
新しいことをどんどん発見することができます。

何かアクションを起こさなければ、今いる場所から抜け出すことはできません。
まず行動してみてください。
今まで見たことのなかった景色、世界が待っていますから。

金川顕教