中途半端はダメ!徹底的にやりつくすことが成功へとつながる
あなたは「自分と戦っています」と声を大にして言えますか?
昨今、自分と戦うことのできる人が極端に少なくなってきていると金川顕教は感じます。
自分との戦いとは、どこまでできるか限界を打ち破ってやろうという、
自分の可能性へのチャレンジのことです。
例えば、ロンドンオリンピックの出場を決めた水泳の北島康介選手は、
自分との戦いの代表格と言えるでしょう。
もちろん自分と戦っている人もたくさんいますが、いまいち本気度に欠けるような気がします。
自分に勝つ絶対的な勝利から、相手をやり込め自滅させる相対的な勝利へ、
勝負の価値観が移っているといえるのかもしれません。
しかし、ミッションの達成という人生の勝利は、相対的には捉えられないものなのです。
なぜなら、相手よりも有利な人生を送ったところで、それはミッションを達成したことにならないからです。
自分のビジョンを実現しなければ、勝利の高揚はおろか、満足感すらありません。
あなたにはやるべきことを徹底的にやりつくす習慣、
やるべきことを中途半端にしない習慣をあなたに身につけてほしいと思います。
何事も中途半端な人というのは、徹底的にやり尽くしたことのない人です。
やり尽くして成功したという成功体験がないため、やりつくすことの意味をつかんでいません。
当然、潜在意識の中にも「やり尽くしたい」という願望がしませんから、何事も中途半端に終わるのです。
始末の悪いことに、意味をつかんでいませんから、
「中途半端で何が悪いのだろうか」という程度の認識しかできません。
やりつくすということは、その時その時で最高の満足感を得ることです。
心の底から自分を褒めてください。こうした体験は、ことのほか重要です。
やりつくした結果、自分に深く満足する記憶は、やがて潜在意識として
自分を突き動かすようになっていきます。
そして、どんなに困難な場面に直面しても、「オレはできる」とワクワクして
取り組むようになるでしょう。
つまり、やりつくして成功した成功体験は、自分に対する揺るぎない自信の源になるのです。
仮にやりつくす対象が仕事だけだとすると、これまで中途半端だった人がいきなりがむしゃらにやりつくすというのは、
おそらく難しいことだと思います。
しかし、やりつくす体験は、仕事に限らなくてはならない理由はありません。
金川顕教は、自分が好きな遊びでもいいと思っています。がむしゃらに遊んでやりつくした体験も、自信の源になり、
結果的に仕事でも活かせるようになるからです。
遊びと仕事を含め、両方をやりつくすと、
やりつくすことに対する考え方ややり方がバランスよく身につきます。
例えば、自分が好きな遊びをやりつくし、
その部分の喫水線を上げてやると、仕事などの領域もすべて喫水線が上がってくるようになります。
すべての領域の喫水線が上がっていくことによって、
目いっぱい取り組むことのできない領域はなくなり、あらゆる領域で苦手意識が消えていくでしょう。
それが、揺るぎない自信を得た自分になるということです。
自信でみなぎった自分を取り戻すために、どんどんやりつくしてください。
それにはまず、中途半端はやめると自分に誓ってください。
金川顕教