成功者はマルチタスクをしない
時間の重要性については、いくら強調してもし過ぎることはありません
金川顕教がこれまで出会ってきた、必ず結果を出している人の共通点のひとつが、
「マルチタスクはしない」ということです。
「マルチタスク」とは、複数の作業を同時にこなすことです。
いろいろやろうとすると、集中力が分散し、すべてが中途半端に終わり、質は落ちていきます。
つまり、マルチタスクにすればするほど、結果がでないということです。
これは意外に思う方も少なくないでしょう。
自分ひとりでいろいろこなせれば、人を雇うためにお金を支払う必要もありませんし、
指示を出したり確認をしたりする必要もありません。
金川顕教も独立1年目は、「全部自分でやらないと稼げない」と思っていました。
いっぽうで、結果を出す人は、「これだけやる」、あるいは「これとこれだけやる」というように、
自分でやることをかなり絞り込んでいます。簡単な仕事、誰でもできる仕事には自分の貴重な時間を使わず、
どんどんやめて他人に任せ、本当にやるべきことに専念する。
結果を出す人は一点集中型なのです。
もう少し具体的に見ていきましょう。
経営者は経営方針の立案や、新しいマーケティング戦略を考えることがメインの仕事です。
さらにさらに自らが営業をしたり、事務作業をしたりとマルチタスクになってしまうと、
やるべき仕事に手が回らなくなります。
例えば、会社員の場合、営業マンの本来の仕事は、営業で結果を出すことです。
しかし、人に任せるべき事務作業に追われたりしていると、本来の仕事がおろそかになります。
マルチタスクをすることで本末転倒になってしまうのです。
無駄なタスクは、足かせみたいなものですから、思い切ってお金を払って他の人に任せるしかない。
金川顕教の現在のメインの仕事は、会社の売り上げを上げたり、お客さんの満足度を上げたりするための
経営方針の立案やマーケティングの戦略を練ることと、執筆活動などです。
これは自分にしかできないクリエイティブな仕事だからです。
このように、日常のルーティーンを変えていかないと、結果はついてきません。
金川顕教