カリスマは「新しい情報」で常に自分を最新の状態にしている
年収300万円の人が稼ごうと思ったら、まずは知識を身につけようと思うようです。
確かに知識は大事な要素ですが、ただ闇雲に身につけても、
それが稼ぐ力につながることはありません。
勉強ができて、一流大学から一流企業に就職した1000万円プレイヤーは、
知識量が豊富であることが稼ぐ力とある程度比例することを知っています。
しかし、今の自分以上に稼ぐためには、知識ではなく才能なのではないかと考えています。
でも、才能がありながらも埋もれてしまう人だっていくらでもいるのです。
では、お金を稼ぐために必要な能力は、結局のところなんなのでしょうか?
それは、「正しい理解」の仕方を身につけることです。
僕は才能はなくても、知識がなくても、正しい理解さえできれば、
誰でも年間1億円ぐらい稼げると思っています。
「正しい理解」というものには次のようなステップがあります。
ステップ1:知る
ステップ2:リンクさせる
ステップ3:上書きする
ステップ1はそのままの意味です。
まずは新しく情報を仕入れたり、経験したりすることが第一段階です。
次に新しく仕入れた情報を、
過去の自分の経験や知識にリンクさせる作業が必要になります。
大体20歳を過ぎた大人だと、知識量というのはどんな人でも相当なものになっています。
要はそれを、新しく得た知識や経験と結びつけて、体に定着させるんですね。
このステップ2のリンクさせる作業を経ることで、
新しい情報はようやく「身になる」んです。
そしてステップ3で「上書きする」という作業をします。
実はこれが、自分をアップデートするために最も重要なことなんです。
新しく出会った情報を過去の情報に結びつけたままだと、
それは「知っていること」のカテゴリーに入れられてしまったままです。
そのままでは、新しい情報が自分を変えることはありません。
新しい情報を集めるのは、自分を新しくするためです。
ならば、過去の「知っている」を上書きしなければいけないのです。
新しい情報を体の中に取り入れて、自分を丸ごとアップデートしてしまうんです。
頭の良さや才能を稼ぐことに生かせない人というのは、
新しい情報で自分をアップデートさせることができない人なんですね。
世の中の事情を知ってはいても、それをどう活用するかが見えていないと、
1億円という大金を短期間で稼ぐことはできないのです。