メニュー

BLOG

2019.01.23

「やる」と決めたら不言実行で

自分と向き合うときは、
「今の人脈」についても洗い出します。

 

おそらく多くの人が
自分と似た人ばかりだということに気づくでしょう。

 

人は、同じレベルの人に
囲まれていると安心する習性を持っています。

 

そのため、意識しないと自然に、
似た者同士で集まるのです。

 

お互い似た者同士、
平安に過ごしているうちはいいのですが、
異物が入ってきたとたん、
そのバランスを守るべく、
排除しようとします。

 

「異物に対するアレルギー反応」です。
その集団にそぐわないような
夢や目標も、異物になります。

 

たとえば金川顕教は、
偏差値35の高校に通っていたので、
大学受験をする人はごく少数、
偏差値65を超えるような
ハイレベルな大学を
目指す人はまずいませんでした。

 

金川顕教が大学受験を決意し、
周囲に「早稲田か慶應に行くために勉強する」
と打ち明けたところ、みんなが鼻で笑い、反対しました。

 

「何言ってんの? そんなのムリに決まっている」
「俺らの高校から、そんな大学行けるはずないじゃん」
「勉強って、そんな甘いもんじゃないでしょ」

 

結果的に金川顕教は
立命館大学に進学しましたが、
もし周囲の「入れるはずがない」
という言葉に流されていたら、
人生を変えることはできなかったでしょう。

 

なぜ、わざわざ反対をするのか。
それは、自分と同じような立場の人が
違うことをして空気が乱れるのがイヤという理由のほかに、
置いていかれる焦り、恐怖があるからです。

 

だから、置いていかないでほしい、
同じ場所に留まっていてほしいと反応してしまうのです。

 

あなたのことを考えているわけでもなければ、
当然、論理的根拠などありません。

 

応援してくれる人もいるかもしれませんが、
「頑張れ」と励ましこそすれ、
実際に何かをしてくれるわけではありません。

 

自分で決めて、
自分で歩き出すしかないのです。

 

大学受験後も、
公認会計士を目指すとき、
会社を辞めて起業するときなど、
新たなことにチャレンジしてきましたが、
その都度、誰かしらが必ず反対し、
中には邪魔しようとする人までいました。

 

最初のうちこそ、
自分の思いを理解してほしいと考え、
説明するなど対応してきましたが、
いくら話しても前向きな展開になることはなく、
ひたすら平行線のまま、モチベーションが下がるばかり。
時間のムダでしかありませんでした。

 

はじめから受け入れるつもりがないのですから、
当然でしょう。

 

夢や希望は他人に話す必要はありません。
大事なのは前に進むこと。
自分で「やる」と決めたなら、
突き進めばいいのです。

 

根拠のない反対意見を聞く時間は
まったくのムダです。
もっと言ってしまえば、
応援されたからといって
夢に近づけるわけでもありません。

 

人は強い生き物ではないので、
反対されたりすると、
心が揺らいでしまうこともあるでしよう。
心が揺らぐと、前に進むスピードも落ちてしまいます。

 

実にならない話をするよりも、
夢や希望を叶えるための
具体的な行動に時間を使ったほうが、
はるかに有益です。

 

「有言実行」ではなく、
「無言実行」で進めたほうが、
惑わされることなくスムーズに
前に進めるといえるでしょう。

金川顕教

トップへ戻る
クリックでナビゲーションを閉じます。