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2019.01.23

ためになる話、周りが遊んでいるときこそ差をつけるチャンス

みんなが遊んでいる時に、ひとりだけがんばる。
当たり前のことですが、そうすれば、
みんなと差ができ、結果が出ます。

 

大学4年間、あるいは、
周囲がのんびりと仕事をしている時というのは、
人生で「みんなとの差をつける」絶好のチャンスです。

 

誰でも知っている寓話「ウサギとカメ」のように、
相手がのんきに居眠り(=楽)をしている間に、
必死になって、勉強したり、何かを成し遂げようと努力をすれば、
間違いなく勝てる。

 

みんなが遊んでいる間に、
ひとりコツコツと努力をしていると、
確実にひとり勝ちできるのです。
これは本当です。

 

金川顕教は学生時代、
ただ一度だけ行った合コンでそれを確信しました。

 

大学に合格した途端、資格試験のため
再び勉強に打ち込んでいましたが、
その時は、たまたま前日にあった資格試験模試の結果が
よかったこともあり、気分が高揚していました。

 

そんな時に、クラスメイトに誘われたのです。
「他大の女子大生と3対3で、
「『どんぐり』っていう居酒屋で合コンやるけど来ない?」
普段だったら速攻で断る場面ですが、
「女子大生」というワードには惹かれたし、
「どんぐり」は、関西風のお好み焼きで有名な居酒屋だと聞いて、
さらに心が動きました。

 

せっかく関西に来たのに、
金川顕教は勉強ばかりしていて、本格的なお好み焼きを
一度も口にしたことがなかったからです。

 

思わずこう返事をしてしまいました。
「行くよ」

 

行ってみると、想像以上の楽しさでした。
なぜかというと、自分とはまるで違うライフスタイルの、
普通の大学生の生活を垣間見られたからです。

 

「金川くんは普段何を飲むの?」
「ウーロン茶と麦茶」
「そうじゃなくて、アルコールは?」
「アルコールは機会がないから飲んでない。
京都に来て、今日はじめて飲んだ」
「へえー、そうなんだ。私はカルーアミルクが好きなの。
毎日、飲んでるよ」
カルーアミルクって何?そんなお酒があるんだ。
聞こえのいい「カルーアミルク」という響きが、
金川顕教にはとても新鮮でした。

 

お金を何に使っているかという話題では、
「この間、水着とネックレス買ったの。
金川くんは最近、何か買った?」
「ノートとマーカー」
「何に使うの?」
「公認会計士になる勉強のため。
マーカーは消耗が激しくて3日でなくなるんだ」
話す内容は180度違いました。

 

金川顕教は、自分以外のメンバーを
別次元で生きる宇宙人のように感じたし、
向こうも同じ大学生とは思えなかったでしょう。

 

宴もたけなわという感じでしたが、
金川顕教はおなかが満たされたところで
「勉強があるから」とひとり店を出ました。

 

そして、帰り道に思いました。
「大学生って、なんてのんきなんだろう!」

 

そして、確信しました。
自分は2浪だから、みんなより遅れを
取っているかもしれないけれど、
このまま4年勉強を続ければ、
絶対に遅れを取り戻せる。

 

ちゃんと試験に受かれば、
むしろ追い越せるだろう。

 

よし、今のまま、ひとりでがんばるぞ!

 

大学生だけでなく、社会人も、
周りがのんきな雰囲気で働いている時は、
周囲と差をつける絶好のチャンスなのです。

金川顕教

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