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2019.01.23

ためになる話、ギバー思考という考え方

結局、ある程度のレベルまでに行くには、
「自分のために」と考えて行動することが
大事だと思います。

 

ひとりで、がんばり切って、壁を突破していく。

 

けれど、さらなる上を目指す時には、
「人のために」という意識が必要になってくるのです。

 

全米トップのビジネススクールである
ペンシルバニア大学ウォートン校の
史上最年少終身教授のアダム・グラント氏が、
ビジネスパーソンを次の3つのタイプに分けています。

 

ギバー・・・人に惜しみなく与える人
テイカー・・・真っ先に自分の利益を優先させる人
マッチャー・・・損得のバランスを考える人

 

振り返れば、金川顕教自身、
公認会計士試験の合格を目指していた頃は、
完全にテイカーでした。

 

とにかく、自分は試験に受かりたい。
そのために、大学のゼミのグループ発表をおろそかにし、
クラスメイトと喧嘩したこともあります。

 

いわゆる”いい人”じゃなく、
ある意味、自分勝手で、親の言うことも無視して、
やりたいことだけに没頭する。
テイカー中のテイカーでした。

 

それでもある程度のところまでは行けました。
むしろ、ある程度のステージまでは、
そのほうが早く上に行けるのです。
でも、会社員になった時、その考え方では
これ以上伸びないと気づきました。

 

社会人になって、一般常識もだんだん身につけたので、
自分本位ではまずいと(笑)。

 

ようやくマッチャーになり、
「もらったら、バランスよくあげる」
というギブアンドテイクの発想に変わりました。

 

そして、そのまま起業したわけですが、
ここで「3000万円の壁」がたちはだかってきて、
なかなか売上が上がらなくなりました。
その時に、「ギバー思考になりなさい」と教わったのです。

 

このように、「ひとり戦略」は、
ステージに合わせて進化します。
大切なのは、人との関わり方を変えても、
頼らない、つるまないという
「自立した個のマインドセット」を
持ち続けるということです。

 

起業して、もし壁を感じたら、
ぜひ、考え方を見直してみましょう。
仲間を作った上で、テイカーからギバー思考になると、
驚くほど成果が上がります。

 

周りを成功、成長させると、
自分も成長できるのです。
仕事に行き詰まりを感じたら、
考え方を「ギバー思考」に変えましょう。

金川顕教

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