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2019.01.16

仕事をブラッシュアップさせるチャンスを、怒りの感情で潰してはいけない

ちょっと驚くかもしれませんが、金川顕教、この15年怒ったことがありません。
詳しくは前著(『チェンジ』)に書きましたが、両親の離婚と僕の養子問題を経験して以来、
どんなことが起きても大したことではないと思えるようになったのです。

 

でも、そのおかげで、怒りというネガティブな感情に直面することがなくなったのです。

 

怒りは負の感情をどんどん増幅させ、人に消極性をもたらします。
何かをやろうとしても、「どうせダメだろう」という思考に陥りやすくなってしまうんです。

 

ひとりで勝手に怒ってるだけならまだしも、人を叱りつけたり萎縮させたりする人は、
自分だけではなく周りもネガティブ思考にさせてしまいます。
もしも周りにそのような人がいるのであれば、即刻関係を切った方がいいです。

 

よく、チームの統率力を高めるためには叱る態度も必要だ、という人がいます。

 

でも、チーム全体の目的意識を共有するためには、怒ったりするよりも、
一緒に喜んだり褒め合ったりする方が効率的なんです。

 

そもそも、怒ってお説教するというのは、結構時間が取られるんです。
お説教してる間に自分の言葉に酔ってしまう人、いませんか?
金川顕教的には、あれって、一緒に喜んでハイタッチするよりも時間がかかっていると思うんです。
しかもひとりだけ気持ちよくなって、その場の全員にネガティブな空気が充満する・・・。

 

チームの統率力という意味でも、逆効果なのは言うまでもありません。

 

年収300万円の人は、怒りに補われがちです。
自分が怒るというのもそうですが、
他人に怒られることを極度に嫌がっていることも少なくありません。

 

年収1000万円の人が考えるのは、怒りの有効活用です。
しかし、怒っていいことはありません。
特に、ビジネスパートナーという対等の立場の人と仕事をする機会が多いとなれば、
ほとんどやってはいけないことです。

 

年収1億円の人は、怒りを遠ざけます。
怒らなくてはならないような状況に陥ったときは、
とにかく解決に向けて突き進む以外の道はありません。

 

見方を変えれば、それは仕事を効率化してブラッシュアップさせるチャンスでもあるんです。
そんなチャンスにもなるタイミングを、ネガティブな怒りのためだけにあてがうのは最悪です。
成功のイメージはどんどん遠のいていくだけです。

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