出会いをいい人脈に変える8つの方法
パーティや勉強会などに参加したときに、
他の人の一歩先を行き、人とつながるための
8つの方法を紹介しましょう。
①ネットでつながるためのツールを持ち歩く
名刺交換はさほど意味がありません。
それよりも、ネットでつながったほうが
互いの情報がより詳しくわかり、結びつきも強くなります。
不特定多数の人と出会う場に行く際には、
ネット上でつながるためのツールを必ず持っていきましょう。
スマートフォンでFacebookを
いつでも開けるよう準備しておくだけでも、
すぐに検索ができるので、話の盛り上がり、
つながり度合いがまったく違います。
②何人と知り合いになるか、目標設定をする
できるだけ多くの参加者と話そう、あらゆる人と仲良くなろう、
といった漠然としたイメージでは、計画的に動けないため、
個々との結びつきをつくることが難しいです。
どんな人が来るのかあらかじめわかっているなら、
「A氏、B氏、C氏とはしっかり話す」など、
事前に絶対すべきことを絞り込んでおくことで、
より効果的な人脈づくりができます。
不特定多数の来るパーティの場合も
「今日は興味を持った3人とだけ話す」
「5人と連絡先を交換する」などと、
目標数値を決めておきましょう。
やるべきことが明確なので、
ムダな動きがなくなります。
③ゲストよりもホストを重視する
交流会やパーティでは、
メインを務める講師と仲良くなることが人脈づくりでは大事です。
講師はゲストよりも高いスキルや実績があるからこそ、
指南役を務めているわけですから、
優先的にアプローチすべき相手です。
その場でいちばん影響力のある人や
立場の強い人とは仲良くなっておきましょう。
④相手の話を聞き出す
「未来の人脈づくり」の最初の一歩となるのが、
互いの紹介です。
相手の話を聞き出すのにオススメなのが、
相手が「はい、いいえ」または「AかBか」の2択で答えられる
「クローズドクエスチョン」と、「どう思うか?」などのように、
相手に自由に答えてもらうような「オープンクエスチョンです。
クローズドクエスチョンは、
相手の考えや事実を明確にしたい場面で、
オープンクエスチョンは、相手からより多くの情報を
引き出したい場面で有効です。
最初は基本的にクローズドクエスチョンからがいいでしょう。
「投資とビジネスだったらどっちが興味ありますか?」など、
答えが2択しかない質間で、
自分の興味関心のある分野と重なる人かどうか、
絞り込んでいきます。
ただし、クローズドクエスチョンばかりだと、
尋問のようになってしまうので気をつけてください。
後半ではオープンクエスチョンを使います。
なんでお金が必要なんですか?」
「○○という仕事は給料が高いと一般的には思うのですが、
それ以上収入を得る手段はあるんですか?」
といった感じで、どんどん質問していくと、
相手の考え方や姿勢が浮かびあがってきます。
⑤自分の強みをきちんと説明する
多くの人と出会う場所だけに、
短い時間で「自分の強み」や「他の人と違う」ところを、
しっかりと相手に印象づける必要があります。
他の人と差別化できそうな部分はどこかを事前に考えておくと、
より的確にその場での自己アピールができるはずです。
⑥自分の商品の説明は、ある程度興味を持たれてから始める
時間がないからと、いきなり自分の商品や
ビジネスの説明を始めてしまうと、
相手も興ざめしてしまいます。
タイミングは相手の興味がこっちに向いてから。
きちんと見計って切り出しましょう。
⑦一人あたりの会話は10分以内にする
ターゲットを絞り込んでいる場合は別として、
不特定多数が相手なら、会話が10分を超えてくると
話すほうも聞くほうも生産性が下がります。
10分経ったら会話をスパッと切り上げましょう。
⑧相手がどんな人か、コメントを残す
パーティなどで何人もの人たちと連絡先を交換すると、
つながりたいと思った相手の方がどんな人だったか、
わからなくなってしまいがちです。
それを防ぐためにも、会話が終わった直後に、
その人の年齢や特徴、仕事内容などのメモをとっておきましょう。
名刺に書き留めてもいいでしょうが、
おそらく見返すことはないでしょうから、
LINEを交換したら、すぐに登録した名前と一緒に
会話した内容を付け加えておきます。
ただ、名前登録の欄には20文字しか入らないため、
いくつか記載したいことがあるなら、
メモ機能やノート機能を使うなどして保存しておきます。
金川顕教の場合は、
LINEなら「○○交流会」というノートをつくって、
そこにひたすらメモしています。
パーティや勉強会など、
多数の人が一堂に会する場は、
場の雰囲気に流されて気づいたら何も収穫がなかった、
ということが起こります。
何事も準備が肝心です。
自分が主体となって限られた時間を有意義に過ごしましょう。
金川顕教