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2019.01.24

人生の7分の5を我慢する生活は本当に幸せか?

人の幸せを決めるものは何か。
かつての僕は、「収入が幸福度を決める」と考えていました。

いい大学を出て、それなりにステータスがあって、
高い年収をもらえる仕事についておけば、
自分は幸せになれる。そう思っていたのです。

 

でも、実際に監査法人に就職して働いてみると、
実に多忙な日々。それこそ年収は同年代に比べたら
よっぽど多くもらっていたはずですが、
週6日間、毎晩寝る暇もないほど働きました。

 

仕事自体は面白く、
やりがいもあったのですが、
そこで湧き上がってきたのが
「これで本当に自分は幸せなのだろうか」
という疑問でした。

 

1週間は7日間。そのうちの6日間、
ずっと働き詰めの日々を送るということは、
人生の7分の6の割合を「働くこと」に費やしていることになります。
20代のいまはそれを受け入れているとしても、
30代、40代、50代と何十年も
同じ働き方を続けていけるのだろうか。

 

当時金川顕教の周囲にいた多くの会社員は
週末を楽しみにしながら、平日の5日間を耐え忍んで働いていました。
彼らを見ていると、人生の7分の5を我慢して
本当に幸せなのかな と強く感じるのですが、
気がつけば自分はそれよりも働いている!

 

より豊かな生活を思い描き、
監査法人で働き始めたというのに、
いったい何をしているのだろうと思ったのです。

 

そんな疑問を解消するために、
多くの本を読んでいたとき。
「人間が幸せになるために必要なことは
人間関係だ」という考えに出会いました。

 

「人間関係のなかで一番大切なのは、
恋人や配偶者などのパートナー。
二番目は自分の家族。三番目は友人や知人、
そして仕事仲間。この3つの人間関係が満たされていれば、
人間の60%の部分は満たされ、幸せになれる……」と、
その本には書いてありました。

 

そのときに「だから多くの人は会社員勤めをしているのか」と納得しました。
仮に給料が少なくて時間がなくても、
アフター5には恋人や友人、家族と過ごすことができれば人は幸せになれる。

だから、いま置かれている自分の環境に疑問を持たずに、
なんとなく乗り切れてしまう。

 

もちろん金川顕教にとっても人間関係は大切です。

実際、友達や仲間は
自分なりにとても大切にしているつもりです。
でも友達や仲間, パートナーに加えて、
もし、自由に使えるお金と自由に使える時間があったら、
もっともっと人は幸せになれるのではないでしょうか。

 

金川顕教が監査法人で働いていた時は、
ある程度お金はあるものの、自由な時間はほぼゼロ。
せっかくの休みも疲れて寝てしまうか、
勉強のための時間に充てていたので、
せっかくの人間関係を育む時間もない。

 

仕事に慣れてくれば
時間を捻出できるのかもしれないとも考えましたが、
当時の会社にいた自分の先輩や上司を見ても、
みんな揃って忙しそうで「こんな人になりたい」「こういう人生を送りたい」
と思えるような人は誰もいませんでした。

 

少なくとも自分はお金と人間関係だけでは幸せになれない。
そう気づいたときに、僕は真剣に「自由な時間が欲しい」と考えるようになりました。
そして、自由な時間を得るためにはどうしたらいいのかを、
必死でリサーチし、行動に移してきました。

 

必ずしも金川顕教のように起業する必要はありません。
会社員の人だとしても、
より自由な時間と自由なお金を得るために、
いまからできることがきっとあるはずです。
まずは、現状を見つめ直し、
自分にとって本当に必要なものや本当に大切なものを、
洗い出してみましょう。

金川顕教

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