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2019.01.24

ためになる話、ひとり暮らしが生命力を高める

自分を大きく変えたいと思ったら、
環境を変えるのがいちばんの近道です。

なかでも、大きく成長できるのは、
家族から独立して「ひとり暮らし」をすることです。

 

親と同居していれば、
「飯食ったか」と心配してくれるし、
水道光熱費などライフラインの料金も
親が当たり前に支払ってくれます。

けれど、ひとり暮らしになると、
お金の管理も、食事も、洗濯も、
何から何まで自分で考えてやらなければいけません。

 

そういう意味で、
ひとり暮らしは手っ取り早く
「ひとりで生きていく」という感覚を身につけられるし、
「生きる」ためにどうすればいいか、考える機会になります。

 

金川顕教は大学に合格した20歳の時、
三重県の実家を出て、はじめてのひとり暮らしをはじめました。

 

ひとりでアパートやマンションに住むと、
依存できる人が周りにいませんから、
「お金がないと何もできない」
「このままギリギリで生活しているようじゃ、俺の将来マジにやばい」
と危機感を持つようになります。

 

自然と自立心が養われていくのです。
お金持ちの家なら、たっぷり仕送りをもらって、
高級マンションで優雅なひとり暮らしもあるのかもしれません。

金川顕教の場合は、そうじゃなかった。
親が何とか資金を工面して、
やっと借りてくれた賃貸アパートでした。

 

人によっては、そういう賃貸暮らしも
「カツカツで、ギリギリの生活が楽しい」と思うかもしれません。
でも、金川顕教は違いました。

 

仕送りをもらっていましたが、
限られた予算でやりくりをしなくてはならないし、
「ギリギリの暮らしはもうたくさんだ」
とずっと思いながら4年間を過ごしました。

 

知らず知らずのうちに、
ハングリー精神のようなものが培われていったのです。

 

トーマツに就職した時も、
東京でひとり暮らし。
今もひとりで暮らしています。
実家に帰るのは、
年に一度あるかないかくらいです。

 

年収200万円未満の20代、
30代の未婚の若者の約8割は親と同居している、
という2014年の調査結果があります。

 

金銭的にきついのは、わかります。
ただ、そこを踏ん張って、実家を出て、
ひとり暮らしをしなければ、
いつまでも自立はできません。
金銭的にはもちろん、
精神的な自立もできないでしょう。

 

ぬるま湯につかっていては、
いつまでも体も心も強くなりません。
怖いかもしれませんが、それは最初だけです。
一歩踏み出すことで、
ひとりで生きる力がどんどんついて、
心が強くなっていきます。

 

18歳を過ぎたら、
できるだけ早く親元を離れることをおすすめします。
「ひとり」で暮らすことで、
はじめて自分自身と向き合い、
自分の軸が見えてくるのです。

 

将来、起業を目指すなら、
なおさらひとり暮らしをするべきでしょう。
ひとり暮らしをして、もし、本当に生活が厳しくなったら、
また親元に帰ってもいい。
そんな気持ちではじめてみるといいでしょう。

 

たとえ少しの間であったとしても、
ひとり暮らしがもたらすものは、
とても大きいと思います。

金川顕教

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