ファッションは自分を相手に印象づける戦略として考える
年収300万円の人は、服は着ていればいい、というスタンスですね。
自分がどう見られようと関係ありませんから。
年収1000万円くらいになると、ブランド品のスーツや靴などに投資します。
私服でも、世間的におしゃれと認められるように、ショップ店員さんがサジェストしてくれた服を上から下まで揃えたり、
マネキンの着ている服をひと揃い買ったり、雑誌に載っていたコーディネートをそのまま真似したりします。
そうすれば普通におしゃれな人になれますよね。
一着10万以上するスーツやコートを着ていることが、
年収1000万円だということを示すユニフォームになっています。
年収1億円の人は、おしゃれがどういうものかをきちんと学んでいます。
しかも目立つための研究もしています。
ただおしゃれなだけでは、あまり意味がないんです。
というのも、そのレベルの経営者交流会や異業種交流会に行くと、
そこにいる100人が全員おしゃれです。
私金川顕教も服が好きですから、見ていて楽しいくらいです。
皆どれだけ身なりを整えることが重要なのかを知っているから、
既製品のスーツを着ている人はあまりいません。
むしろ奇抜ともいえる色やデザインのスーツを着こなす人が多いです。
そこでセンス良く目立つためにはどうしたらいいのか、それを考えるのが大事になってきます。
そうしないと、覚えてもらえないんですね。
あそこの会場で会った金川顕教です、といっても、誰だっけ、ということになってしまいます。
そういう場で覚えてもらうには、ちょっとしたアクセント、例えば、蝶ネクタイをしていったり、
真っ白なスーツを着て行ったりといった工夫が必要です。
着たいから着るのではなくて、目立つために着る。
例えばホリエモンなんて、いつもTシャツですね。
ムキムキの筋肉にタンクトップでも、なんでもいいですが、自分をどのように見せたいか、
セルフイメージをファッションで表現することはすごく重要です。
カジュアルなのか、ビジネスライクにいくのか。
それぞれ立場によって見せ方は違うと思います。
現在の自分とTPOに合った服を選びましょう。