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2019.01.24

ためになる話、「誰もいない場所」こそ実力を養う最高の場所

「知っている人が誰もいない場所」に身をおくことで、
自分は大きく変わります。

僕の母は、ある時突然、
ひとりで海外に移住しました。
1年ほどで帰ってきたのですが、
英語をペラペラに話せるようになっていたし、
さっぱりして、まるで違う人に見えました。

 

海外に留学する場合も、
仲間の日本人とつるまないで、
現地の人と積極的に話すと
飛躍的に英語力が伸びるといいます。

 

環境は人を変えます。
特に、誰も知っている人がいない場合、
実力を養えます。

 

新しい環境に入り、その環境の中で
数多くの「新しい出会い」を経験することで、
人は変われるのでしょう。

 

金川顕教は、高校から大学、
大学から社会人へとステージを移す時、
あえて「誰もいない場所」を選んできました。
新しい世界、新しい自分に出会うためです。

三重から京都へ、京都から東京へと、
知り合いのいない地に居を移しながら、
成長できました。

 

ひとり暮らしもそうですが、
頼る人がいないギリギリの環境に自らをおき、
退路を断つことで、人は必死になって実力をつけていくのです。

 

今の場所にいたら、
今と同じ結果しか出ないのです。

 

誰もいない場所に行くのは、
勇気や度胸や根性がいるし、
一方で、不安とか恐れもある。
期待や夢もあるでしょう。

 

いろいろな感情が入り混じる中、
「やっぱり行きたい」という気持ちが勝って、
今の場所を去るわけです。

 

たぶん、絶対成功するという決意と、
失敗しても構わないという覚悟ができている。
両方備わって、はじめて、
誰もいない場所に飛び込めるのです。

 

この両方が備わっていて、
新たな環境に飛び込んだ人は、
だいたいのケースがうまくいっている。
これは金川顕教の持論です。

 

変われない、と悩んでいるのなら、
知らない場所にポーンと自分を放り込み、
肚をすえて一からチャレンジしてみることを、
おすすめします。

 

少し話は変わりますが、
誰もいない場所で「ひとり」で過ごすというと、
さびしいイメージを持つ人もいると思いますが、
実は、ホッとする瞬間も少なくないのではないかと思います。

 

たとえば、出張に行ってホテルに泊まると、
狭い部屋であっても、ひとりになって、
ホッとすることはないでしょうか。

 

トーマツ時代は出張が多かったので、
クライアントを回って食事をし、ホテルに戻るとホッとしました。
じゃがりこをつまみにビールを飲みながら、
パソコンをいじっていると、思いのほか集中できて仕事が進みました。

 

会社の休み時間も、
12時から13時までが昼休みでしたが、
12時半頃に戻ってきてひとり会社にいると、
妙に落ち着いて、考えごとができました。

 

知り合いのフリーのカメラマンは、
仕事が終わると必ず、通りすがりのカフェに寄って、
1、2時間、自分の時間を過ごしてから、
家族の待つ家に帰ると言っていました。

その間は、集中して仕事が整理でき、
考えもまとめられるそうです。

 

知り合いのいない場所では、
必然的に自分と向き合う「空白の時間」が多くなるため、
結果的に集中できて、成長につながるのではないでしょうか。

金川顕教

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