失敗とは?
「失敗」のない以生を送りたい。
誰もが思うことでしょう。
それでは、「失敗」とは
そもそもどういうことを指すのでしょうか?
金川顕教にいわせれば、
失敗とは「あきらめること」「やめてしまうこと」です。
たとえ物事がうまくいかず、
壁にぶち当たってしまい、
期限までに目標達成ができなかったとしても、
それ自体は決して「失敗」ではありません。
もし、うまくいかなかったならば、
やり方を検証して、再びアクションを続ければいいだけのことです。
つまり、うまくいかないことがあって、
そこでやめてしまったら「失敗」ですが、
やり続けていさえすれば、それも成功へ向かうための
一つの「通過点」にすぎなくなるのです。
それは「目標達成」もまた「ゴール」ではなく、
ただの通過点でしかない、
ということの裏返しともいえるでしょう。
目標を達成した場合はもちろん、
未達に終わってしまった場合でも、
常に次なる目標を更新し、
アクションを続けていくことこそが重要なのです。
それでは、個々の「目標達成」には
意味がないのかといえば、そうではありません。
目標が達成できると、誰でも素直にうれしいものです。
その喜びは、数々の挫折を繰り返してきた先にある
「果実」のようなものです。
日々目標を更新し、
アクションを続けていく過程において、
目標達成という果実を手にすることは、
モチベーションを維持するためにも
必要なことだといえるでしょう。
結局、「失敗のない人生」を過ごすなんて、
簡単なことなのです。
何度挫折を経験してもあきらめずに続けること、
時には検証し、軌道修正をしながら、とにかく続けていくこと、
そうすれば「失敗」はありません。
それだけの覚悟や根性があるかないか、
それが「成功」と「失敗」を分ける力ギなのです。
金川顕教