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2019.01.24

酒場やレストランは時間泥棒

仲間や同僚、先輩とのつきあいで、
いちばん時間を取られるのが、
酒場とレストランではないでしょうか。

それらは圧倒的に多くの時間を奪っていきます。
いわば時間泥棒です。

 

夜7時に居酒屋に入って終電まで飲む、
という経験をした人は結構いるでしょう。
フレンチやイタリアン、
あるいは和食のレストランなどでは、
コースを頼んだりすると、
あっという間に2時間くらいが過ぎていきます。

 

ある程度成功したあとや、
大切な友人との時間を大切にしたいのなら、
ゆったり飲みに行ったり、
食事をするのもいいでしょう。

 

けれど、あなたが本気で何かを成し遂げたい場合、
こうした「なれ合いの時間」は、
何よりも避けるべきものです。

 

学生時代、ごくまれに、
スクールの友人と食事に行くことがありました。
その場合、居酒屋ではなく、定食チェーンやラーメンの店に
行くと決めていました。

そういうお店で3時間はありえません。
さっと食べて出られます。

 

トーマツ時代、
副業をはじめる前の時期は、
同僚や先輩に誘われ、
たまに飲みに行くこともありました。

 

先輩たちは、いつもこうして誘ってきます。
「金川くん、飲みに行こうぜ」と。
僕は、だいたい次のように断っていました。
「ちょっと習い事があるので、今日はすみません」
そうすると、角が立たず、先輩もいやな顔をしませんでした。

 

実際、起業のセミナーにも行っていたので、
あながちうそではありませんでした。

でも、さすがに毎回は断れません。
そんな時は、「今日はちょっと体調が悪いので、
ビールは飲めないです」と注文をつけました。

 

すると、だいたい落ち着くのが
「じゃあ、ラーメン食べにいくか」
この場合は、2時間かかることはありません。

 

次から次へとお客さんをさばいて、
1つの椅子に何回も入れ替わりでお客さんに座ってもらってこそ、
ラーメン店の売上が上がります。

 

先輩も会計の専門家なので、
つい店の回転率を見ます。
ラーメン1杯で長居をしては、
迷惑千万だとわかるのです。

だから、さくっと食べて、
「じゃあ、出ますか」と会食が終わるのです。

 

ただし、起業すると決めて、
すでに成功している人に話を聞きに行く時は、
当然ですが、この限りではありません。
成功している人と仲良くなったほうが、
成功の方法を教えてもらえますから、
進んで飲みに行ったりもしました。

こうした時間は、
逆に有意義といえます。

 

つまり、自分のいるステージよりも、
高いステージにいる人、
自分が目指している境遇の人を選んで、
その人とできるだけ長い時間を過ごすようにするのです。

 

人間は「長く時間を過ごしている人」の
影響を受けやすい生き物だといわれているからです。

 

居酒屋やレストランも、
一緒に過ごす人によって、
価値が変わってくるといえます。

金川顕教

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