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2019.01.24

人生はトータルで考えると、目の前の辛さに耐えられる

ある時期、特に将来の可能性に満ちた
20代、30代の一定期間はひとりで過ごし、
自分の内面を見つめて、自分が何をしたいかを見つけて、
それに全力を傾ける。

それによって得られるものは、
計り知れないと考えています。

 

金川顕教の母方の祖父は地元で漁師をする傍ら、
不動産投資や株式運用をして、
かなり成功を収めていました。

 

お金持ちで、金川顕教が小学生の頃、
100万円ものお年玉をもらったことがあります。
この祖父を見ていて、「お金持ちになりたい」と思い、
多くの影響を受けてきました。

すでに亡くなっていますが、とても尊敬しています。
この祖父が金川顕教に言った言葉で
名言だなと思ったものがいくつかあります。
名付けて、「じっちゃんの名言」。

 

そのひとつが
「人生、5%は修業でいい」です。
「人生は意外と長い。100歳まで生きるとしたら、
5年くらいは修業時代があってもいいと思う」
と話してくれたんです。

 

なるほど、そういう見方があるのか、と思いました。
浪人中や公認会計士の試験勉強をしている時は、
「今、俺はひとりで修業中だから、
友だちとチャラチャラ遊んでいる場合じゃない!」
と自分に言い聞かせていたこともあります。

 

今、目の前だけを見て周囲と比較してしまうと、
孤独感におそわれるかもしれません。

ですが、自分の人生を俯瞰してみると、
「まっ、5年くらいは友だちいなくてもいいか!」
と思えるのではないでしょうか。

 

その間に、資格を取得して
自分の人生の確固たる基礎を築いたり、
何が目標を達成する。

 

金川顕教の経験からいえば、
それはかなり濃密で有意義な時間でした。
今思えば大変でしたが、修業時代によって
金川顕教の人生の土台が作られたのです。

 

もうひとつ、
「じっちゃんの名言」を紹介します。
「若いうちは10年、どん底があってもいい」
最初の名言と似ていますが、
長い人生の中で、どん底の期間があったとしても、
最後に「ダメな時期もあったけど、結果、よかったじゃん」
と思えればいい。

 

失敗しても、
くよくよしないで人生をトータルで見ろ、
というわけです。

人生で、もし10年辛い時期があったとしても、
残り90年が楽しかったら、
それでいいじゃないか、と。

 

失敗しても、孤独で辛い時期があったとしても、
人生の通過点に過ぎないと思えれば、
乗り越えられるのではないでしょうか。

金川顕教

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