ためになる話、何に時間を使うべきか
金川顕教は20代の頃、人生には、
次の4つの「やること」があると考えていました。
①最低限やるべきこと(絶対にやらなければならないこと)
(例)ご飯を食べる。歯を磨く。風呂に入る。服を着る。仕事をする。通勤する。
②本当にやりたいこと
(例)目標を達成する。理想とする自分になる。
③人生を楽しむこと
(例)友人と遊ぶ。旅行に行く。
④無意味なこと(やらなくてもいいこと)
(例)ぼーっとスマホを眺める。ネットサーフィン。ウインドーショッピング。
そして、③と④はやめる、と決めました。
「もう楽しまない。意味のないことはやらない」と心に誓ったわけです。
今はその時じゃない、と。
理想は、楽しみながら目標を達成することです。
もちろんそれができれば、人生は最高です。
でも、そんなに素晴らしいことができるのは、
才能や能力が相当に高い人、いわば天才肌の人。
金川顕教は自分の能力を考えて、
楽しみながら起業したり、楽して試験に受かることは
とても無理だと思っていました。
楽しむのは、もっとあとでいい。
たとえば、50歳くらいでいいのではないかと。
若く体力のあるうちは、ガッツリとやりたいことに時間を使って、
やりきったあとで遊ぼうと思ったのです。
今は少しその頃と変わって、
「目標達成=楽しい」にシフトしてきました。
②と③が同じような感じになってきたのです。
一般的な人が「本当に楽しい」と思うこと。
たとえば、友だちと楽しいひと時を過ごす、海外でのんびり過ごす、
のも楽しいと思います。
でも、今はやろうとは思いません。
やろうと思えばできるかもしれませんが、
もっと②、つまり「やりたいこと」のほうに集中して、
楽しんでいたいのです。
人生をのんびりと謳歌するのはまだ先でいいと思っています。
もし、取り立てて才能もない普通の人が、
成功したいとか、目標達成したいと思うのなら、
目先の短期的な快楽に目を向けるのではなく、
未来の長期的な快楽に目を向けたほうがいいでしょう。
楽しみながら成功するのは、相当難しい。
今という時間をどう過ごすのか、もっと考えるべきです。
冷静に考えると、
今友だちとつるんで遊ぶほうがいいのか、
あえて、ひとりを選んで目標達成に向けて
努力するほうがいいのかが、
わかるのではないでしょうか。
意味のない時間は過ごさないと決め、
やるべきことに集中しましょう。
金川顕教