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2019.01.24

起業してどうなりたいか、はっきりとしたイメージを持とう

「会社を辞めて独立して成功したい」、
あるいは「新しいビジネスで起業して成功したい」場合、
お金ありきで目標を考えないほうが、
成功の確率は高くなります。

 

もちろん、お金が理由のひとつであったとしてもいいでしょう。
ビジネスでは、数字を求めることが絶対に必要です。

 

目標設定でも「数字」がわかりやすい。
大学受験でも、偏差値という数字が目安になります。
世の中、数字を意識しなければ、上を目指せません。

 

ただ、お金はただの紙に過ぎませんから、
成功のイメージが作りにくい。
1億円の紙を思い浮かべるより、1億円で手に入るもの、
たとえば、家とか暮らしを想像したほうがイメージしやすい。
具体的にイメージしたほうが、
目標も達成しやすくなるのです。

 

そういう意味では、
お金を目標にするのではなく、
お金持ちになって「どうなりたいか」「どう生きていきたいか」
「どんな生活を送りたいのか」をはっきりさせると、
成功しやすいのです。

 

要は、「お金の使い道をどうしたいか」を明確にして、
目標を達成しやすくするということです。
もし、お金を得た先にほしいものがないのであれば、
わざわざひとりになったり、起業する必要はなく、
会社員として普通に働いていればいいと思います。

 

金川顕教の場合、公認会計士試験に合格して
4大監査法人に就職すると年収600万円になって、
普通以上の暮らしができることがわかっていました。

 

お金はもちろん魅力です。
ただ、年収がいちばんの目的かというと、違いました。
強かったのは、大学在学中に公認会計士試験に合格して、
親から尊敬されたいという気持ちです。

 

会計監査は、公認会計士にしかできない独占業務なので、
公認会計士の資格を取っていると、
就職には困らないし、一生食べていけます。

 

2年の浪人生活で200万~300万円かかり、
大学は私立で、なおかつ親元を離れて
ひとり暮らしをさせてもらっていたので、
4年間では下手したら1000万円くらいはかかったでしょう。

 

金川顕教には兄がいますが、
国立大学を出ていますから、学費は僕ほどかかっていませんし、
大学の教員になって抜群の安定感がある。

 

金川顕教も社会で生きていくのに強い資格を取って、
親を安心させたいという気持ちが強かったのです。
そういう気持ちがなかったら、大学4年間、もくもくとひとり勉強して、
大学在学中に公認会計士試験に合格することはできなかったでしょう。

 

起業する時も、第一の目的として、
お金がほしかったわけではありません。
会計監査の仕事が激務だったこともあり、
より自由になる時間や、より自由なライフスタイルを
何よりも手に入れたかったのです。

 

だから、独立起業を目指しました。
トーマツは給料がよかったですから、
お金がほしいだけだったら、辞めなかったでしょう。

 

お金の先の目標設定をしっかりすることで、
「ひとり戦略」は成功するのです。

金川顕教

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