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2019.01.24

軌道修正のポイントは最初に全体像を把握しておくこと

適当でも、まずはやってみる。
そういう方向性にいかに持っていくかということが大事です。

 

ただし、50%で見切り発車するときは、
そのまま突っ走らないことです。
見切り発車でとりあえず提出書類を作りました、
と50%の完成度の書類を出すのはさすがにまずいです。

 

また、突っ走って全部やり終えてから、
全く意図と違うものだった、というのも完全に時間の無駄です。

 

まずはCAPDを回すことを意識してください。
動きながらもどんどん考え、軌道修正して、
50%で始めても結果として100%に近づける、これが理想です。

 

これが完璧主義の人ですと、
PDCAで100%計画してから始めるため遅くなります。
またCAPDから始めても、せっかく検証して改善できるのに
なかなか実行まで辿りつかない、ということが出てきます。

 

見切り発車力のある人は、
重要なポイントだけ押さえて、
速攻で取り掛かるためそれだけで有利です。
ただし、PとDを繰り返すだけでなく、
動きながら軌道修正することを忘れてはいけません。

 

軌道修正のポイントは、
やはり全体像を最初に把握しておくことです。
そのうえで、相手の承認を得てからスタートするようにします。

 

いちいち面倒だなと思うかもしれませんが、
これが遠回りなようで結局はもっとも効率的です。

 

先ほどの書類作りで言えば、
いきなり作って見てもらうというのは避け、
最初に「こういうイメージで作ろうと思っていますが、
よろしいでしょうか」とある程度完成形のイメージを
提案して確認しておきます。

 

それでOKであれば作成し始めて、
作っている最中もできれば3回くらいは上司に確認してみよしょう。
うるさいと思われるかもと気が引けるかもしれませんが、
結果的に無駄になるよりは効率的です。

 

手が空いているなというときに、
チャチャッと簡潔に聞けばいいだけです。
そうしておけば、もしミスしたときも挽回が早いですし、
目的が共有されているので、
早く完成に近づくことができます。

金川顕教

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