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2019.01.24

ひとりレースに勝ちたいなら自己評価を下げる

人間関係を絶ち、目標に向かいひた走る。
これが「ひとり戦略」の大原則です。
ここでいう「ひとりレース」とは、誰もやっていない時に
ひとりコツコツ努力をすること。

 

既述のように、
周りがやっていない時が抜きん出るチャンスなのです。
僕は公認会計士試験の勉強をしている時、
朝の6時から夜の12時、時には午前1時まで、
ほぼ毎日、休まずにずっと勉強をしていました。

 

通っていた大学は1学年8千人くらいいましたが
金川顕教はその中でたぶん、
いちばん勉強していたという自負があります。
8千人中で、いちばんです。

 

毎日、早朝から起き出して、
朝6時から勉強していた大学の同級生がいたか。
いたとは思えません。みんなきっと、夜遅くまでバイトをしたり、
飲みに行ったり、恋人とデートをしたりして、朝は弱い。
早朝の6時といえば、相当気持ちよく寝ている頃ではないでしょうか。

 

金川顕教は時どき、
そんな同級生たちを想像しながら思いました。
「みんなそのまま遊んでてくれ。
俺はひとりレースで、2年の遅れを取り戻す!」
みんなが遊んでいる中でがんばれば、不戦勝ですから、
金川顕教のひとり勝ちです。

 

では、みんなが遊んでいる中、
どうしてそんなにがんばれたのか。
今もそうですが、金川顕教は
自分を「たいしたことない」と思っているからです。

 

現役の大学受験に落ちてから、
1年間必死に勉強しました。
偏差値は60近くまで上がっていました。
「今年こそ、絶対に行ける!」
そう思って受けた、早稲田、慶應、明治、青山、立教、
法政、中央、関西、関西学院、同志社、立命館。
すべて落ちました。

 

2浪の時も、必死で勉強しました。
実はこの時も全部落ちた。立命館も普通に受けた時はダメでした。
後期試験で、すべり込みで、ようやく受かったのです。

 

大学3年間、本当に猛勉強して
「さすがにこれだけやれば受かるでしょう」
と思って受けた公認会計士試験も、
最初は受からなかった。

 

一度落ちているんです。2回目でようやく受かった。
いつも、ようやく受かっている。
だから、「もっとやらなきゃ」って常に思えるんです。
金川顕教の根底にある、
「自分はたいしたことない」という思いが強いから、
ひとりレースをがんばれるんです。
よくいえば、謙虚。悪くいうと、自己評価が低いのです。

 

世間には、自己評価を高く設定し、
自己肯定感を上げたほうがうまくいくという考え方もあるようです。
でも金川顕教は、「自分はたいしたことない」と思うと
がんばれるタイプです。

 

それから、「今やらなければ、将来どうなるのか」も想像します。
たとえば、「本当は自由がほしいのに、今独立しないと、
定年まで一生、土日だけを楽しみに生きる人生になってしまう!」とか。

 

ひとりレースの最強の応援団長は、自分自身です。
ひとりレース中、自分を鼓舞する方法は、
「自己評価を下げる」以外にも、いろいろあると思います。
自分に合ったやり方を見つけておくといいでしょう。

金川顕教

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