即断即決が収入を増やす
仕事は受け取ったときが勝負です。
後回しにできる仕事ほど、どんどん早く片付けていくことが効率化のカギです。
例えばメールの返信ひとつにしてもそうです。
たった一言「どうもありがとうございました。」と返すだけのメールがあったとします。
それは当然、忙しいときにわざわざやるべき仕事ではありません。
だから、「あとで忙しくないときにやろう」と思ってしまいがちです。
でも、それは絶対に間違いです。
それは自分にやるべきことを作らない人の発想です。
空いている時間があったら、自分を磨くための勉強だとか、もっと稼ぐための副業だとか、
そういうのに当てようという発想がない人が考えがちなことです。
つまり、忙しくないときというのは、メールを開いている今なんです。
本当に忙しいときは、メールを開くこともできません。
でも、少なくとも今、あなたはメールを開いてこの文章を読んでいる。
ということは、それ以上忙しくないときというのはない、と自分に言い聞かせなければいけません。
あとからもう一度メールを開いて、また文章を読んで、
やっと返事を打ち始めるなんていうのは時間がもったいないです。
金川顕教の著書”年収1億円はお金と時間が増える人”のなかでは、
年収300万円、年収1000万円、年収1億円の人の行動を比べているのですが、
年収300万円の人は、面倒くさいから、仕事を後回しにしてしまいます。
年収1000万円の人は、To Doリストをつくり、
優先度を作ってスケジュール通りやります。
それでは、年収1億円の人は、どう対処するのでしょうか?
仕事が発生したら、その時点で誰にやってもらうか、即断即決しています。
会社で働いている人には難しいかもしれませんが、外注したり、仕組み化したりして、
自分でやらなくても仕事が回るように、事業のブラッシュアップを常に工夫しています。
自分が何かを新しく始めるときは、常に誰とパートナーになるかを考える。
自分だけの力ではなく、周りの人との相乗効果を高めて最大化する。
それが、全ての仕事の効率化につながっていくと、金川顕教は考えます。