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2019.01.24

ためになる話、正解があるならすぐに答えを見ればいい

仕事でも勉強でも、
正しい答えがある場合とない場合があります。
正しい答えがある場合は、金川顕教はすぐに答えを見ます。
一生懸命に手探りで考えて時間を浪費するよりも、
正しい答えへの道筋を理解して覚えることに
時間を使いたいと思うからです。

 

問題集を解くときに、
必死で考えて答えを出して後ろの解答を見たら間違っていた!
あれ、どこで間違ったんだろう?と、もう一度やり直してみたけれど、
正しい解き方がわかっていないから
何度やっても正しい答えにたどり着けない。
それが努力だとかがんばりだとは、
金川顕教には思えない。

 

それよりも、問題を見てわからないなと思ったらすぐに答えを見る。
その解説を読む。
そうやって正しい解き方を学べばいい。
その問題を次からは解けるようになることの方が、
わからないまま考え続けることよりよっぽど大事なことのはずです。

 

世の中に出て仕事をするようになると、
こんどは「正しい答えがない」問題が山積みです。
たとえば裁判。法律の条文はあるけれど、事例に応じてどう解釈するかに
「これが正解」というものはありません。

 

企業でも、
「こういう広告を打てば必ず売れる」
「こういう人を雇えば、必ずうまくいく」ということはなく
実際に行動しながら、模索しながら
ベターな答えを探していくということになります。

 

「正しい答えはない」
「唯一の正解というものは存在しない」
そう割り切ることが重要です。
正しい答えを見つけることに執着しないことが、
大切なのです。

 

本を出版するたびに、金川顕教は思います。
「100万部超えのミリオンセラーにしたいな」
でも、確実にそうするための方法はありません。
あるとしたら、自分で100万冊購入するという手くらいです。
どんなに研究しても勉強しても
「100万部売れる本を作るための正解」は存在しない。
だとしたら、楽しみながら試行錯誤をしていくしかありません。

 

大人になってから出会う問題のほとんどは、
正解がないものです。
就職活動中の人なら「A社とB社、どっちに就職しよう?」と悩みます。
企業の宣伝部にいる人は
「この広告の文字の色は、ピンクと緑のどちらにしよう?」と考えます。
株式投資で儲けたい人は
「今、株を買うならどの会社がいいんだろう?」
と調べたり考えたりしますし、
プライベートでは「Hさんと結婚して、本当にいいのかな?」
「彼と別れるべきかどうか?」なんて悩んでいる人も多いでしょう。

 

正解がない問題に出会ったときは、
そこで立ち止まって考え込まないこと。
行動しながら自分にとって
より良い答えを見つけていく過程を楽しみましょう。

金川顕教

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