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2019.01.24

自分に起きることはすべてが勉強

ボーっとして1日無駄にすることがあったとしても、
別の意味でそれは勉強だと金川顕教は考えています。
買い物していて、買う予定のないものを買ったとしても、
それも勉強。

 

ただし、それを反省して次に生かすことができたら、の話です。
たとえば本を買ったのに結局読まずに終わってしまったら
「自分はただ買っておくのではダメだな。
何かもっといいやり方を探そう」という方向に考える。

 

「自分ってこういうところがあるから、今後はしないようにしよう」
と、反省して、日々学ぶ。
そして、できれば反省は一度にとどめておきたいもの。
懲りずに繰り返しても、
それもまた勉強ではありますが……。

 

小さな気づきも勉強です。
毎日勉強することで「昨日までできなかったことが、
今日はできてる!」と気づく。
それはメンタル面にも言えることです。
以前はいちいち落ち込んでいたことも、
いつのまにかなんでもないことになっているかもしれない。
それは自分自身が成長した証です。

 

逆に、これまではまったく平気だったことに
ショックを受けるようになったとします。
それはそれで、以前の自分は感じられなかった
細やかな感情がわかるようになったと、
前向きにとらえることもできます。

 

いずれにせよ、自分で自分の変化に
気づくことができたのですから、いいことです。
そこには、昨日とは違う自分がいるのです。

 

友だちとご飯を食べるのも、
悩むのも、考えるのも、恋愛も、人間関係のトラブルも、
すべて勉強ととらえると、
日々、新しい自分を作っていくことができます。

 

自分のひきだしは多い方がいい。
「こんな国に行ってきた」「こんな面白い人に会った」
「こんなにすごい買い物をした」など、
刺激的な体験をできればもちろんいいのですが、
勉強しなくてはいけない時期はなかなかそうもいきません。

 

でも「こんなふうに考えていたことを、
違うとらえ方ができるようになった」
という気づきのひきだしを作ることはできます。

 

さまざまな経験をしていると、
人間としての厚みが増しますし、
そういう人の方が話していて楽しいのです。
ビジネスの上でも、面白い人だと思ってもらった方が
だんぜんうまくいく確率が上がります。

 

気づくこと、考えることはすべて勉強なのです。

金川顕教

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