生活にゆとりを作ることが収入を上げることになる?
僕の家には、モノがほとんどありません。
整理整頓は昔から得意で、いらないモノはまず買わないし、
必要なくなったものバンバン捨てていました。
それは、僕自身がモノに執着しないからではありますが、
意図的に整理整頓を心掛けているところもあります。
整理整頓は、頭の中をスッキリさせることでもあります。
ただ、金川顕教がここでやろうとしているのは何がどこにあるのかを把握することとは少し違います。
結果的にモノが少なくなればそうなるのですが、
最大の目的は、「リセットする」ということなんです。
これを常に意識することが大事なんです。
金川顕教の家のリビングには、
ソファと犬のモコしかいないと言っていいくらいです。
モノがないのは、広々とリラックスするためだけではなく、
リビングという空間に、
余計な情報を持ち込みたくないということなんですね。
金川顕教の著書”年収1億円はお金と時間が増える人”では、
年収別に行動パターンを比べているのですが、
おそらく、年収1億円稼いでいる人の多くは、集中して仕事をする時間と、
リラックスしながら仕事のことを考える時間を分けていると思います。
僕の場合は、目の前の情報を一旦リセットしたい時に、
モノの少ないリビングに行ってぼんやりと過ごします。
この二つの時間を使い分けることで、
仕事をいろいろな角度から見つめることができるんです。
年収300万円の人は、必要かもしれないと思ったものは何でも家に買いためてしまいますが、
これは余計な情報が増えるだけです。
年収1000万円の人も、いいものを集めようという思考が働いてしまいますが、
これも結局、情報を増やす方向の話です。
年収1億円稼ぐ人は、必要最低限のものだけ家に置いて、
リセットできる空間と時間を作っています。
それは、生活にゆとりを作ることでもあります。