メニュー

BLOG

2019.01.17

金持ちになるにはその道のプロフェッショナルを雇う

セミナーなどでたまに「英語が話せると、ビジネスチャンスは広がるでしょうか?」
と聞かれることがあります。

 

大抵、僕はそういう時は
「フランス語が話せたら、フレンチがもっと美味しくなることってあると思いますか?」
と答えます。

 

フランス語で書かれたメニューが読めると、今食べたい物を探しやすくなるかもしれません。
でも、それで料理のおいしさ自体が変わるということはないはずです。
ビジネスもそれと一緒で、英語がわかるからといって、何か特別変わることはありません。

 

向上心のある人は、グローバルなビジネスチャンスを狙って、英語を必死に学んでいることがあります。
でもそれは、フレンチのメニューを読むのが上手になることでしかありません。
メニューが読めたからといって、美味しい料理にたどり着けるとは限りません。

 

英会話スクールに通ったり、通信教材で通勤時間を勉強にあてたりするのは、
メルマガもセミナーも全部自分でやろうという気持ちと同じです。
誰か得意な人に任せればいいのに、なんでも自分でやってしまうんですね。

 

語学力も大事ではありますが、語学力を磨くこと=稼ぐ力がアップすることではないんです。
一流の経営者は、社員の語学力アップを求めますが、自分の語学力を磨くことにはさほど熱心でないことがあります。
より高度なビジネス環境においては、自分の代わりにビジネス専門の通訳を置くのが常識なのです。

 

1億稼ぐ人もやはり、英語を習得することの費用対効果を考えます。
ひとつの言語を高いレベルにまで引き上げるには時間がかかります。
そこに時間を使っていたら、やろうと思っていた本業のビジネスも成せないかもしれません。
「英語」とか「グローバル」という言葉にとらわれるのをやめましょう。
人は皆同じ人間ですし、言語にはスペシャリストがいます。

 

スペシャリストの力を最大限引き出すテクニックを身に付ける方が、
どう考えても得策です。ビジネスを拡張したいという理由で英語を学ぶのは、
時間の無駄だと言えます。

 

自分にできないことは他の人に任せればいいんです。
日本以外の国で情報発信したり、本を出版したりするよりも、
通訳や翻訳が専門の人に任せた方が費用対効果は高いです。

 

語学は、YouTubeやLINEやFacebookと同じように、
あくまでもツールのひとつであることをしっかり叩き込んでおきましょう。

トップへ戻る
クリックでナビゲーションを閉じます。