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2019.01.17

お金持ちは誰に対しても丁寧に接する

タクシーに乗るたびに「もっと急いでもらえませんか?」などと、
自分が遅刻していることの八つ当たりをしている人が非常に多いです。

 

日頃は温厚な彼らも、時間がないのに道路が渋滞していたりして
余裕がなくなると、タクシーの運転手に失礼千万な態度を取ってしまいます。

 

ある資産家の息子は父親に、
「運転手さんは全てお見通しなんだ、運転手さんに尊敬される人でなければ本物ではない」
と教え諭されてきたのだといいます。

 

確かに運転手というのは、大手企業の会長クラスに専属で雇われているケースも多いが、
その中で多くの人間模様を観察することができるポジションにあります。

 

20年以上に渡り、様々な企業のトップのお抱え運転手をしていた方曰く、
本当に偉くなる人、人の上に立つ人は、誰に対しても物腰が柔らかいのが特徴だといいます。

 

言われてみれば、物腰が固いのに偉い人なんていないのではないでしょうか?
物腰が固く威張っている人は、大抵少しだけ偉い中間管理職で終わります。

 

「実るほど、頭を垂れる、稲穂かな」という話がありますが、
ビジネスの世界では、頭を垂れるから、稲穂が実るのです。

 

例えば上司と部下がタクシーに乗車したとします。
上司がいる間はペコペコ丁寧にしているのに、
上司が降りた途端、乱暴かつ傲慢に振舞う部下は非常に多いといいます。

 

これでは二流の人間だと呼ばれても仕方ありませんね。
一流の人間にはなれないでしょう。

 

金川顕教も謙虚でいようと常に心がけています。
お金持ちが偉いとも思いませんし、お金がそれほど大切だとも
思っていません。

 

多少仕事ができて多少お金持ちの人の方が、
もの凄く仕事ができてもの凄く稼いでいる人より、
なぜだか威張り散らしているのです。

 

お金があるからと威張り散らしている人は
単なる成金です。
一流のお金落ちは人を大切にする姿勢が身についています。

 

人を大切にする姿勢が身についているかどうかで、
単なる成金か、心も豊かな一流のお金持ちなのかを
判断することができるのです。

 

タクシーの運転手に急ぐよう要求したり、メーターが上がって不満を言ってしまっている人は、
今一度自身の態度を改めてみるべきではないでしょうか。

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