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2019.01.16

稼ぐのに才能なんて要らない

株式会社Social River代表取締役、金川顕教

 

 

 

僕はいま30歳です。
2013年3月に3年間勤めた有限責任監査法人トーマツを退職して起業し、
現在は株式会社Social Riverの代表取締役です。

 

 

 

独立して4期目を迎えています。
1期目は年商4500万円、粗利3900万円。
2期目は年商8600万円、粗利5100万円。
3期目は年商1億3500万円、粗利5600万円、
今期4期目は4月から8月の5ヶ月で売上2億円、
粗利1億3000万円ですから、
最終的には売上5億円を見込んでいます。

 

 

 

あのまま順調に公認会計士への道を歩んだとしても、
たぶん今の僕の年齢で年収1000万円いくかいかないかでしょう。
一般的にはエリートコースとみられ、社会的なステータスも大きいのですが、
会計士収入はものすごく多いわけではありません。

 

 

 

事務所なし従業員なしでほぼ固定費がかからないなか、
粗利ベースで今期は月平均2000万円、年間で2億以上を見込んでいるので、
会計士時代の数十倍稼げています。

 

 

 

今は1日平均60万円の利益が僕の口座に入ってきます。
会社員の月収の2,3倍が僕の日給だと考えてもらえば分かりやすいと思います。
とはいえ、働いているのは1日3時間くらいなので、
時給に換算すると約20万円くらいです。

 

 

 

意外に思われるかもしれませんが、自分で会社をやった方がリスクがないのです。
ノマドライフとか、在宅起業系の方たちと同じやり方といってもいいでしょう。
固定費をかけず、在庫を持たず、インターネット上から見込み客を集めて、
売り上げをつくっていく。
商品提供も営業活動も、優秀な外注さんやビジネスパートナーと組んでいて、
売り上げの中からフィーを分けていくシステムです。
このやり方であれば安全に経営しつつ、売り上げも利益も伸ばせます。
今の時代、誰でも知識さえ身につけて行動すれば、
リスクなく企業ができお金を稼げるのです。

 

 

 

こんな風に自己紹介してしまうと、
「才能があるから稼げるんだろう」と考える人もいるかもしれません。

 

 

 

でも、会社員時代の金川顕教にビジネスの知識はまったくありませんでした。
会計士の仕事は、企業の決算書の数字が正しいかどうかをチェックする仕事です。
高校生の生徒指導みたいなものです。
ピアスが開いてたら注意するだけで、開け方は知らない。
だから、稼ぎ方は知らなかったんです。

 

 

 

だから、会計士だったことは、起業してからはあんまり役に立っていません。
誰かと会う、初対面のときだけです。
名刺交換で「公認会計士試験に在学中に現役合格してた」
「有限責任監査法人トーマツで会計監査をしてた」となると、
「信用できそうだな」と思われるだけ。だからいろいろ苦労しました。

 

 

 

それまでの人生も決して順風満帆ではありませんでした。
子どものころから全然勉強ができなくて、頑張っても成績が上がらなかったし、
高校は地元の底辺校にしか入れず、
しかもプロのミュージシャンを目指して音楽一辺倒でした。

 

 

 

高校3年生のときの偏差値は、たったの35。
アルファベットも全部は言えず、漢字の読み書きも怪しいレベルでした。
僕の基本的なポテンシャルは、平凡かそれより下だったんです。
決して特別な人間ではなかった。
でも、ごく普通の人間でもこうして成功することができました。
誰にだって、きっと実現可能なことなんです。

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