いつも違う場所で打ち合わせをするのが成功者の共通点である
億万長者の人は、打ち合わせをとても重要視しています。
ほとんど打ち合わせによって仕事そのものが動いていくからです。
自分にしかできないこと以外は
すべてアウトソーシングしてしまうのが稼ぐ人の考え方です。
ですから、ほとんど自分が手を動かしてやる仕事というのはなく、
打ち合わせによってディレクションしたりする業務がほとんどになってきます。
必然的に必然的に、打ち合わせによって人がどのように行動するのか、
細かいところまで徹底的に考え抜きます。
金川顕教の著書”年収1億円はお金と時間が増える人”の中では
年収別に行動パターンを比べているのですが、
年収300万円の人が会社の会議室しか使わないのは、
ほとんど打ち合わせがムダなことに思えるからです。
実際、それは当たっている場合もあります。
自分がやっていることのほとんどはどれだけ手を早く動かすかという作業なので、
打ち合わせをしている時間があれば、どんどん素早く手を動かしていたいと思うようになります。
結果、自分の作業場のすぐ近くにある、
会議室で打ち合わせを終わらせようとします。
年収1000万円の人は、マネジメントする立場にあるので、
打ち合わせ仕事もかなり重要です。
なので、できるだけみんなが喜んでモチベーションが上がるように、
評判の高級店を予約して、そこで打ち合わせをしようとします。
こういうことをやれるのが結構いい上司だということもよくわかっています。
ただ、年収1億円の人は、いつも同じ場所で打ち合わせをすることが、
同じ発想しか生まないことを知っています。
打ち合わせは、人間同士が顔を突き合わせて行うものです。
そこには、単なる情報交換以上に、感情や気分的なふれあいも含まれています。
たとえ同じ打ち合わせメンバーであっても、毎回違う場所で打ち合わせをすることによって、
少しでもフレッシュなアイデアが生まれることを期待しています。
金川顕教がおすすめしたいのは、ホテルのラウンジです。
打ち合わせ場所としても作業場所としても、ホテルのラウンジはかなり使えますが、
打つ合わせごとに違ったホテルで打ち合わせをするだけで、
雰囲気も気分もかなり変わります。
それで大抵は適度にくつろげるので、
ほどよいリラックス状態でさえたアイデアがメンバーからどんどん出てきます。
こうした場所をたくさん知っておくことも、
仕事を進める上での武器になります。
金川顕教