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2019.01.17

成功者と呼ばれる人のメッセージはいつだって簡潔である

メールの文章の長さで、仕事ができる人なのかそうでない人なのかを見られてしまう場合があります。
仕事のできる人のメールは、短く簡潔なものであることが多いです。
しかも、返信を後回しにせず一瞬で返してしまいます。
一方で、時間をかけて無駄に長いメールを返してくる人は、2流である傾向が強いです。

 

ビジネスで成功している人や、企業の社長さんなどとメールのやり取りをしたことのある方なら、
納得できるのではないでしょうか。

 

これはメールに限った話ではありませんが、簡潔な文章を書けるだけで、かなり出世すると言われています。
仕事ができる人は、簡潔で論理的で思慮深い文章を書きます。

 

米国の某著名MBA入試の推薦状には、
“この人は簡潔な文書を作成してコミュニケーションできますか?”という項目があるといいます。
こう考えれば、外資系多国籍企業の大ボスには、意外と経済学部ではなく文学部や哲学部出身者が多いのも偶然ではないのです。

 

こうした”文章を短くすることのこだわり”は仕事能力を大きく左右します。
まず何と言ってもお客さんは忙しい中、大量の書類に目を通すので、長い文章をじっくり読んでくれる時間なんてないのです。
また、そもそもメールは短くないと焦点がぼやけてしまい、それだけ肝心なポイントが忘れられやすくなるのです。

 

仮に他人の作成した提案書を自分が読むことを考えても、そうではないでしょうか。
100ページもある冗長な内容がびっしり書いてある提案書は、その努力の甲斐なく、そもそも相手に読まれません。
金川顕教も読まないでしょう。
それに対して、1枚くらいだが骨子がしっかりしていてポイントが明確な提案書は、
読まれる率も覚えられる率も両方、確実に高くなると、金川顕教は思います。

 

金川顕教がこの人仕事できるなって思った人も、
文章が簡潔で短く、論理的な構造が浮き彫りになっています。
重複表現などが一切なく、それでいてポイントをはずさず、無駄のない文章になっています。

 

“偉くなる人に限って文章がうまい”という仮説は、
ある業界の大物も「文章能力は仕事能力の大きな部分を予測させる」と納得の様子です。

 

メール1通にも、その人の論理的思考力や論理的説明能力、
効果的なコミュニケーション能力のすべてが、否が応にも表れてしまうのです。
自分のメールの文章は少し長いかなと感じた人は、
無駄を取り除き無駄のない簡潔な文章をつくるように心がけてみてください。
あなたの仕事能力もきっと大きく変わるでしょう。

金川顕教

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