明確なミッションを持つこと、それが成功者になるための一歩
あなたには明確なミッションがありますか?
こういった質問をすると、いろいろな答えが返ってきます。
「社会に貢献する」「○○までに大金を稼ぐ」など。
いずれも悪くはありませんが、ミッションを明確にするという意味では少々漠然としていて、
金川顕教的にはもう1歩足りない感じです。
どうしてこのような漠然としたミッションになってしまうのかというと、
本当に自分がやりたいことは何なのかという点を、
突き詰めて考えていないからでしょう。
本当に自分がやりたいこととは、生涯をかけてそれをやり遂げたい、
いわば自分が1番大切にしていることです。1番好きなことといってもいいでしょう。
旅行やドライブ、映画に音楽、人にはそれぞれ好きなことがたくさんあると思います。
ところが、その中から生涯をかけてやってみたいことは何かと考えていくと、
案外コレだというものはないのではないでしょうか。
仕事についても同じことが言えます。
今やっている仕事が、生涯をかけてやりたい仕事なのかと問われると、
「本当にこれでいいのだろうか」と考えてしまうと思います。
仕事を選ぶ時に、おそらくあなたは自分の性格を考慮したことかと思います。
例えば商売に向いているとか、人前に出て大勢の人に何かを伝えるのが得意だとか、
あるいは、机にかじりついて資料を分析したりだとか、人それぞれ正確に基づいた得意分野があるものです。
そうした自分の特徴を職業選択に生かしたと思います。
自分に向いた仕事に就けば、仕事の飲み込みも早いし、お客さんから喜ばれたりもします。
人に喜んでもらうことができれば、それはそれで立派な社会貢献です。
その状態を続けていき、自分なりに成長することができれば十分だという考えもあるでしょうが、
夢や目標を達成し、人生の成功をつかむためには、それではあまりにも不十分です。
明確なミッションを持ち、それを遂行していくことなしに、
人生の成功はつかめないと金川顕教は考えます。
一言でいえば、「得意な仕事をずっと続けてみんなに喜んでもらおう」という考え方に足りないのは、
自分の仕事や活動を通じて実現すべき”その先の何か”です。
仮にあなたが会社で成績を上げ、給料が格段に増えたとしても、その先の何かを実現していなければ、
ただお金持ちになったという話でしかありません。
目的はあくまで、稼いだお金を注ぐべきその先の何かです。
それを履き違えると、大金を稼いだゆえに失敗するという悲劇が起こります。
もしも明確なミッションがあり、その実現のためにお金を注ぎ奔走していたら、
たとえ経済危機で大損するとしても、浮かぶ瀬はいくらでも思います。
加えて仲間がいれば、喜んで救いの手を差し伸べてくれるでしょう。
ミッションにはそれを遂行する人間を救うという1面もあるのです。
大金を稼ぐことは人生の通過点にしか過ぎませんし、最終的な目標にはなりえません。
人生の成功とも無関係なのです。
金川顕教