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2020.10.22

ためになる話、嫌われることを恐れるな

やりたいことをやる時間を確保するためには、
やりたくないことや無駄なことは一切しないという覚悟が必要です。
そして、そういう覚悟にはどうしても周囲との軋轢がついてまわります。

 

人間は、自分とは違うものを
批判したり排除しようとしたりする傾向があります。
「出る杭は打たれる」という古くからのことわざがあるように、
「みんな」というラインから抜け出した人はいつも攻撃の対象となります。

 

攻撃と一口で言っても、
いろんな形をとることがあります。
たとえば金川顕教は高校3年生で
大学受験に失敗して浪人することを決めますが、
学年全体で400人いる同級生のうち浪人するのはたった一人、
金川顕教だけでした。

 

友人たちは全員「浪人なんてやめておけ」と言ってきました。
「そんなに無理しなくていいよ」
「そんなことより、俺らと遊ぼうぜ」
「浪人してまでいい大学に行く意味なんてないよ」などなど、
言葉だけを聞いていたら金川顕教を心配する、
友達甲斐のある言葉のようにも思えます。

 

でも、おそらくその心の底には
「一人だけ、ラインから飛び出るなよ」という思いが
多かれ少なかれあったのではないかと思います。
みんなと一緒という平均値のサークル内にいると、
とても生きやすいものです。
とにかく友達がたくさんできます。
共感というのは人と人を結ぶ大きな要素なので、
自分と似たような人というのはそれだけで好意の対象となり、
仲間意識が芽生えるものだからです。

 

その証拠に、成績が常にトップの優等生は
みんなから一目置かれはするかもしれませんが、
決して友達の数は多くない。
それは、優等生は平均値にいる人間からは
「共感できない」場所の人だからです。

 

成功に向かって突き進むためには、
平均値というぬるま湯から抜け出す必要があります。
嫌われることを恐れない。反対されることを怖がらない。
時には攻撃されることもあると覚悟する。

 

誰かに、または何かに合わせることをキッパリとやめる。
自分の気持ちを殺して社会に合わせる、流行に合わせる、
家族に合わせる、友達に合わせる。
そんなことは自分の人生にとって無駄でしかありません。

 

「群れ」という束縛からは逃げるが勝ち。
群れから逃げると、それだけでかなりの時間や手間を減らすことができます。
その分の時間やパワーをすべて
自分自身のやりたいことに集中させましょう。

金川顕教

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