見る側から発信する側に回ろう
今、金川顕教は毎月本を出しています。
出版は、これまで自分にインプットした情報、成功体験、失敗体験、
確立した勉強や仕事におけるノウハウ、今の思いなどを体系化し、
1冊によとめる作業です。
1冊出すたびに、自分がやってきたことを整理できます。
本を出すとなると、ほかの人の本も買って勉強するようになるし、
書くスキルはもちろん話すスキルもアップしました。
また、1冊書き終えると「次はこれを学んで人に教えよう」
というさらなる目標ができます。
伝える側に回ることを意識して学ぶと、
より効果的に伝えるにはどうしたらいいのかと
考えながら学ぶことができます。
本を出版したいという思いは、
以前からずっと胸に抱いていたのですが、
スタートは4年前に出版した無料の電子書籍でした。
最初からかなりダウンロードされると見込んでいたので、
より広まるよう出版プロデューサーに依頼して、
表紙のデザインなどにもこだわり、
クオリティの高いものを作りました。
現在、紙の書籍と電子書籍を合わせて40冊ほど出版していますが、
電子書籍で言うとすでに100万を軽く超えるほどのダウンロード数です。
最初の電子書籍は金川顕教が
ブログやメルマガで発信してきたことをまとめたもの。
超有名人は別としても、普通の人が本を出したいと考えるなら、
今の時代はそのやり方がいちばんいいかなと思っています。
今の時代、ほとんどの人が毎日のように、
友だちや好きな芸能人のSNSをチェックしたり、
人気のユーチューブ動画を見たりしていると思います。
ほとんどの人は、そうやってただ見ることに費やしているのではないでしょうか。
でももしあなたが今後何かのビジネスで成長したい。
今やっている仕事で成果を挙げたい。もっといい情報が欲しいと願うのであれば、
見る側から発信する側になる必要があります。
「見る側」でいるうちの半分、いえ、3分の1の時間でいいので、
発信する側に回ってみるのです。
金川顕教は会社員時代、
通勤時間に毎日1冊本を読み、
その感想をまとめたブログを毎晩発信していました。
ブログを書く時間は30分程度。
たった30分なら、みなさんも捻出することが可能だと思います。
それでも「そんなの面倒くさいな」と思ったあなた。
人が面倒くさいと思うことをやるからこそ、
成果を上げることができ、自分自身も、
生活レベルも上げることができるのです。
「自分には自信がない」と言うあなた。
ネガティブな言葉を口にしてはいけません。
そんなふうに思い込んで自分自身に限界を作るのもよくありません。
とにかくやってみなくては、成果を上げる確率はずっとゼロのままです。
「ブログと言っても何を書けばいいのかわからない」と言うあなた。
世の中の人全員に価値ある情報など提供することは不可能です。
見てくれる誰かにとって価値のある情報であればいい。
ここでも完璧主義は捨てて、まず第一歩を踏み出して、
「自分のメディアを持つ」ことをスタートしましょう。
あなたの得意な分野、こだわり、人に教えられること。
それを発信していけばいいのです。
知識が足りないなと思ったら、その分インプットに励めばいい。
それがあなたの成長につながるのです。
金川顕教